吹奏楽の一般バンドやアマチュアオーケストラの選び方

中学・高校の吹奏楽で楽器をやっていた。

 

大学に入って時間の余裕ができてきたので、一般バンドに入ってみようかな。

 

でも、入る団体ってどうやって決めたらいいんだろう?

せっかく一般バンドに入るなら、楽しんで活動できる団体がいいですよね。

ここでは、吹奏楽やオーケストラの所属団体を選ぶ際の注目ポイントをご紹介します。

一般バンドやアマチュアオーケストラにはコンセプトがある

どの団も、公表している/いないにかかわらず、何らかのコンセプトや方向性を持って活動しています。

 

実際には、部活動にも学校ごとにカラーの違いがあるはずです。

しかし、部活動の場合には、入る/入らないの選択はありますが、基本的に団体の選択肢はその一つしかないはず。

その意味では、一般バンドやアマチュアオーケストラを探すときに初めて、複数の団体から一つを選ぶ人が多いでしょう。

 

団費の高さや練習場所の遠さは多少目をつぶれても(もちろん、これを重視する方もいるでしょうが)、団体のコンセプトが自分の求めているものと大きくずれているとつらいです。

以下の点について、よく確認しておくことをお勧めします。

吹奏楽団のコンセプト

コンクールへの関わり方の違い

吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストなど、各種コンクールにどれだけ力を入れるかは、団によって大きく違います。

 

コンクールに力を入れる団体では、外部から演奏者(エキストラ)を招き入れることもあります。

好成績を残せる可能性は高くなりますが、今まで団員が練習していたパートをエキストラに替えられてしまった、などということもあるそうです。

 

コンクールはあくまで演奏機会の一つと捉えて、普通の演奏会などと同じように臨む団体もあります。

あるいは、人数が少ない、コンセプトが合わないなどの理由で、コンクールに参加せずに演奏会のみを行う団体もあります。

演奏曲のジャンルの違い

吹奏楽での演奏曲は、次の3つに分類されます。

  • 吹奏楽オリジナル曲
  • オーケストラ曲の吹奏楽編曲
  • ポップスやジャズなど

 

一つの演奏会ですべてを演奏する団体が多いです。

しかし、

「クラシックステージでは、オーケストラ曲の編曲しか演奏しない」

「ポップスやジャズしかやらない(クラシックステージがない)」

などという団体もあります。

 

選曲にこだわりがあるならば、所属を考えている団体の演奏会プログラムを確認しておきましょう。

オーケストラのコンセプト

演奏曲のジャンルの違い

明確な区分はありませんが、オーケストラの曲は、

  • 古典の曲(弦楽+木管楽器の各パート2本ずつ+トランペット・ホルンが2本ずつ+ティンパニ)
  • 近現代の曲(管楽器の人数が古典の曲よりも多く、トロンボーン・チューバ・打楽器もあり)

大きくこの2つに分けられます。

どちらを主に演奏するかによって、必要となる楽器も変わってきます。

 

古典の曲のみを演奏するオーケストラもあります。

このような団では、管楽器や打楽器にそれほど多くの人数を必要としません。

トロンボーンやチューバは、そもそも団員募集がないことも多いです。

 

逆に、近現代の曲メインのオーケストラでは弦楽でのアンサンブル重視の人はあまり楽しめないかもしれません。

団員を募集しているパートの違い

オーケストラでは、1曲で演奏できる管楽器の人数が決まっています。

吹奏楽のように、まったく同じパートを2人以上で一緒に吹くこともありません。

 

このため、吹奏楽に比べて、管楽器の募集人数がそれほど多くない傾向にあります。

団体によっては、チューバや打楽器などに正団員がおらず、エキストラでまかなうことも多いです。

演奏の目的や熱意の違い

コンクール・演奏会を問わず、演奏の目的や熱意も団体によってかなり違います。

がっつり練習する団体では、オーディションやメンバー選抜があり、トレーナーが多数いる場合も多いです。

一方、楽しむことを目的としている団体では、気が向いたときや本番直前だけ参加する団員もいます。

所属団体を選ぶときには練習や演奏会に行ってみる

いろいろ述べましたが、一番良いのは、気になる団体の練習や演奏会に行ってみることです。

自分と合いそうな団体には、直感でピンとくるものがあるはずです。

 

私も、今所属している吹奏楽団に入る前に、演奏会を聴きに行きました。

曲目や演奏技術、雰囲気に好感が持てて、すぐに入団しました。

一方、以前に住んでいたところでは、2つの団体を見学に行きましたが、あまり魅力を感じず入団しませんでした。

練習がゆるすぎた、合奏中にしゃべる人がいるなど雰囲気が好きではなかった、といった理由です。

 

もし複数の団体から選べるなら、ぜひ足を運んで比べてみましょう。

おわりに

繰り返しになりますが、どんな演奏団体も何かしらのコンセプトをもとに活動しています。

自分と合うコンセプトの団体が見つかるよう、実際に足を運んで、直感も頼りにしながら選びましょう。