吹奏楽初心者に適した教則本の選び方【チューバおすすめ教則本】

吹奏楽に入ったけど、自分が担当する楽器に先輩がいない。

 

顧問の先生も楽器に詳しくなさそうだし、講師の先生のレッスンも年に一回しか受けられない。

 

教則本でも使って練習しようと思うけど、どんなものを選べばいいんだろう?

地方の学校の吹奏楽初心者によくあるお悩みかなと思います。

そこで今回は、吹奏楽の初心者が楽器の教則本を選ぶときのポイントを挙げてみます。

また、私がチューバを演奏していますので、チューバについては具体例を3冊紹介します。

楽器の初心者に適した教則本の選び方

楽器初心者は、

  • なぜこの練習をするか
  • この練習をするときに何を気をつける
  • どんな効果があるか

などを詳しく書いている教則本を選びましょう。

 

初心者は、何をやるかよりも「何に気をつけるか」を知り、それを意識しながら練習することが大事です。

ですから、譜面だけの教則本よりも、練習の目的や注意点が詳しく書かれたものを選ぶとよいでしょう。

 

また、中身をぱらぱらと見て、内容があまりに難しすぎると感じるものは避けましょう。

練習するほど自信がなくなってしまいます。

「ちょっと頑張ればできるようになるかな?」ぐらいの難易度が一番よいですね。

合奏用の教則本とは別に、楽器の教則本を用意する

吹奏楽に入ると、「3Dバンドブック」や「トレジャリー・オブ・スケール」など、合奏用の教則本を渡されるかと思います。

これをそのまま個人練習で使っている人も多いですが、私はあまりおすすめしません

 

合奏用の教則本は、いろいろな譜面を吹く機会にはなります。

しかし、基本的には「他の人と合奏することで本来の効果が得られる」教則本です。

個人で練習するときに何を気をつけたらよいかの記述がほとんどありません。

 

なので、こうした合奏用の教則本とは別に、自分の楽器の教則本を一冊用意するとよいでしょう。

チューバ初心者にオススメの教則本3冊

チューバでの初心者にオススメの教則本を3冊紹介します。

これら教則本はすべて、他の楽器用のものも出版されています。

なので、他の楽器の方も、まずはこれら教則本のシリーズを調べていただければと思います。

朝練テューバ 毎日の基礎練習30分(渡辺功 著)

ロングトーン、タンギング、リップスラーなど、基本的な基礎練習について書かれています。

練習の際に気をつけるポイントも詳しく説明されています。

 

初心者はリップスラーがうまくいかないことが多いかと思いますが、これがやりやすくなるための「他人の指・フィンガリング」は私も効果がありました(詳しくは実際に読んでみてください)。

 

また、楽器を吹く上で重要な「良い音色を常に意識する」ということが、本全体を通して強調されています。

うまくなろう!テューバ(佐藤潔 著)

こちらも、マウスピースでの練習、ロングトーン、タンギングなど、基本的な練習が一通り網羅されています。

 

譜面を吹くだけでなく、いろいろなパラメータを変えて自分の音の変化を確かめながら練習しましょう、ということが書かれています。

たとえば、口の中の広さや歯の空き具合、アタックの強さなどです。

 

奏法にこだわりすぎて迷走してしまうおそれは若干ありますが、常に自分の音に注意を払い、試行錯誤する習慣は身につくと思います。

中学生・高校生のための吹奏楽自主練ブック チューバ(シンコーミュージックスコア編集部 編)

退屈しがちな基礎練習を、なじみ深い曲を吹きながらできるようにしよう、というコンセプトの教則本です。

 

全部で14の曲が掲載されており、それぞれに「ロングトーン」「タンギング」など重点的に練習できる技術が割り当てられています。

 

もちろん、譜面だけではなくて、気をつけるポイントやそれぞれの技術のコツなども解説されています。

書かれたことに気をつけながら曲をさらうことで、基礎技術の習得ができます。

おわりに

合奏用の教則本以外に、自分の楽器のために書かれた教則本も一冊持っておくといいですよ。

 

特に、レッスンを受けることが難しい地方在住の方には重宝するのではないかと思います。