市販の風邪薬で音程が低く聞こえた話【フラベリック錠以外でも?】

せき止めの薬である「フラベリック錠」には、音程が半音くらい低く聞こえる副作用があると報告されています。

インターネットでもこのことに関する情報が掲載されており、本番前には服用を控える音楽家の方もいらっしゃるようです。

 

しかし、私は先日、市販の風邪薬を服用して同じように音程が低く聞こえるという症状を体験しました。

これについてはインターネットでもほとんど情報がありませんでしたので、こちらのブログで情報提供いたします。

いつも聞くアラームが少し低く聞こえた

ある日の晩のこと、いつも家で流れてくる家電のアラームの音程が、少し低く聞こえました。

チューナーでいうと30〜40セントくらい下の感覚でしょうか。

低いというよりも「ぶら下がっている」という感じでした。

 

最初は家電の故障かな? とも思ったのですが、その後に耳なじみの音楽をいくつか聞いてみて、自分の耳の方に原因があるとわかりました。

 

ちなみに、人の声やテレビの音の聞こえ方は特に変わりませんでした。

自分の声は、少しこもっているかな? という感じはしましたが、高さについては特に異常を感じませんでした。

市販の風邪薬を3日連続で服用していた

この数日前から乾燥で喉を痛めており、市販の風邪薬を3日連続で服用していました。

具体的な製品名は控えますが、一回に3錠を服用する、名前もよく知られた錠剤です。

 

ネットで「音程 低く聞こえる」などと検索すると、せき止め薬である「フラベリック錠」に音が低く聞こえる副作用があるとわかりました。

しかし、それ以上調べてみても、市販の風邪薬では同じような症状はなく、また私が飲んだ風邪薬にはフラベリック錠の成分は含まれていませんでした。

翌日、耳鼻科を受診

翌朝も状態は変わらなかったので、耳鼻科を受診しました。

ただ、病院に着く少し前から、徐々に音程の違和感はなくなってきていました。

 

耳鼻科では、耳の中を診察してもらったほか、聴力検査鼓膜の振動の検査をしてもらいました。

 

学校の聴力検査では高い音と低い音の2通りくらいしか行わないかと思いますが、今回は片耳で10回近く行いました。

さらに、もう片方の耳にノイズを流し、聞こえにくくした状態でも検査しました。

 

鼓膜の振動の検査では、微弱な音の出る機械を耳に入れて鼓膜の様子を撮影しました。

特に痛みや違和感もなく、すぐに終わりました。

気づけば音程の聞こえ方は元どおりに

結局、検査の結果に異常はありませんでした。

突発性難聴やメニエール病で音程が低く聞こえることがあるそうですが、今回は検査結果にも異常がなかったため、これらの病気は考えにくいとのこと。

 

結局、詳しい原因はわかりませんでしたが、「ひょっとすると市販の風邪薬でも、音程が低く聞こえる副作用が出ることがあるのかもね」という話になりました。

 

そして、この診察結果を伝えられるころには、音程の感じも通常通りに戻っていることに気づきました。

薬の処方もなく、しばらく様子見ということに。

そしてその後、同じような症状は起こっていません。

おわりに

もしかすると、心因性の難聴など他の原因があったのかもしれません(特に心当たりはありませんが…)。

ですので、薬の服用と音程が低く聞こえたこととの因果関係は不明です。

ただ、事実として、

  • 市販の風邪薬を3日続けて飲んでいた
  • 音程が低く聞こえる状態が半日ほど続いた

ということを、こちらの記事でお伝えしておきます。

 

また、演奏の本番が近い方は、このように思いがけないトラブルに見舞われる可能性がありますので、薬の服用にはどうぞお気をつけください。