演奏の本番で緊張しそうになったらこの1点を意識しよう

本番に向けて楽器をたくさん練習してきた。

 

けど、いざ本番になると緊張してしまって自分の実力が全然出せなかった…。

こういうお悩み、本当に多いですよね。

 

緊張に対しては、

「緊張しても大丈夫なくらい練習しろ」

「お客さんをかぼちゃと思え」

などのアドバイスがされることがあります。

 

もちろん、効果があればこれらの方法を続けるのがいいと思います。

しかし、試してみたけど効果がなかった、という人も中にはいるのではないでしょうか。

 

今回は、私が最近教えてもらって効果のあった、緊張への対処法を紹介します。

本番で緊張したら周りに意識を向ける

緊張してきたらやるべきことは一つ。

周りに意識を向けてみましょう

 

たとえば、

ホールってどれくらいの広さだろう?

客席の方だけじゃなくて、自分の後ろや上にも空間があるな。

舞台から客席までの距離ってどれくらいだろう。

 

客席の、椅子の色や形はどんな感じだろう。

お客さんは何人くらいいるかな?

どういう人が来てるかな?

知り合いはいるかな?

 

前後左右の奏者はどういう譜面を演奏してるかな?

指揮者の棒の振り方や表情はどうだろう。

 

などなど、こんな感じです。

 

演奏しながら意識するのはなかなか難しいかもしれません。

舞台に出てから演奏が始まるまでの間とか、曲の間の休みでやってみるのがよいですね。

本番で緊張したときどうなっているか

本番で緊張したとき、心身はどうなっているでしょう。

 

緊張したとき、視野が狭くなる感覚はないでしょうか。

たとえば自分の場合だと、自分自身にしか意識が向かなくなって、譜面や指揮棒にかじりつくのが精一杯になります。

 

本番では、演奏する場所がいつもと違ったり、自分の演奏がどう見られているかが気になったりという、一種の恐怖を感じます。

このため、無意識的に周りをシャットアウトして、自分の世界に入り込もうとするんですね。

 

ですが、自分の世界に入っていくと、体が震えていたり、呼吸が浅くなっていたりするのをリアルに感じてしまう。

それによってさらに緊張が高まる。

 

そんな悪循環に入ることも多いです。

なぜ緊張したら周りに意識を向けるのか

では、緊張したときに、なぜ周りに意識を向けるのがよいのか。

 

自分の世界に入るのを止めて、現実を見られるからです。

 

そもそも、演奏のときに感じる恐怖感って、実際には自分の頭の中だけで作られているものなんですよね。

 

たとえば、同じ状況でもあまり緊張しない人もいます。

「場慣れ」という言葉もあるように、似たような経験を積めば徐々に慣れていくことも多いです。

 

このように、緊張する理由は「本番で演奏する」という状況そのものではなく、「自分の頭の中でそれをどう感じているか」によります。

 

なので、自分の頭の中に作られた恐怖感ではなくて、周りの現実に意識を向けましょう、と考えます。

そのため、ホールやお客さん、他の奏者など、自分の周りの空間に意識を向けるのです。

周りに意識を向けるとどうなるか

周りに意識を向けることで気持ちが楽になり、演奏もスムーズになれば大成功ですね。

 

実際には、緊張したときの不快感がなくならないことも多いです。

しかし、不快感はありながらも、演奏はスムーズになっている

そんな結果になることが多いかなと思います。

私も、これを教えてもらってやってみたときはそうでした。

 

この成功体験を積んでいくと、少しずつ緊張に慣れていくのではと思います。

おわりに

本番の演奏で緊張したときの一つのアプローチを紹介しました。

 

緊張とうまく付き合う方法は人によってさまざまだと思います。

今はネットにもいろいろな情報があります。

いろいろな方法を試して、自分に合う方法を確立してもらえればと思います。

 

一つの方法として、本記事が参考になれば幸いです。