吹奏楽の指導者が怒鳴るときの心理と2つの対応策

吹奏楽部の顧問が怖い。

 

うまく演奏できないとすぐ機嫌が悪くなるし、次第に怒鳴り始める。

 

ときには練習をやめて出ていってしまうことも。

 

まぁでも、いい演奏をするためにはこれくらいの厳しさは仕方ないのかな…。

こんな吹奏楽ライフを送っている人はいますか?

 

最近ではだいぶ減ってきましたが、吹奏楽の練習で怒ったり怒鳴ったりする指導者は現在でも一定数いると耳にします。

 

たとえば、決まりを破った、他の人に迷惑をかけた、など、学校生活と同じようなことで叱られるのは仕方ないでしょう。

でも私は、練習や本番など、音楽に関連することで怒鳴る必要はない、と考えます。

 

もし、指導者が怒鳴るタイプの人だった場合、どうしたらよいのでしょう。

ここでは、少しでも冷静に対処するために、怒鳴る指導者の心理状態と、とりうる2つの対応策を紹介します。

怒るのは不安で悲しいから

心理学的に、怒りは「二次感情」と言われます。

 

「二次」というくらいなので、「一次感情」もあります。

それは、不安、悲しみ、恐怖など。

これらを感じて、それに反応する形で湧き出てくるのが怒りなんですね。

 

なので、怒っている人の裏には、不安や悲しみがあると見ることができます。

指導者が感じる不安・悲しみ

指導者が感じる不安や悲しみって、どんなものでしょう?

 

たとえば、次のようなものじゃないかなと思います。

  • 「自分のせいで金賞がとれなかったらどうしよう」
  • 「演奏がうまくいってないのはわかるけど、どうやって教えたらよくなるかわからない」
  • 「生徒から尊敬されなくなったら嫌だ」
  • 「部活の前に教頭に叱られて悲しい」

…そう考えると、少し哀れに、あるいは可愛らしく(?)思えてきませんか?

怒鳴る指導者への対応策2つ

怒る裏に不安や悲しみがあることを理解する

1つ目は、先ほど述べた怒りの背景を知ることです。

 

別に、指導者が不安や悲しみを感じていることに同情しなさい、理解を示しなさい、ということではありません。

 

ただ、いつも怒鳴られて、自分が悪いからなんだな…と潰れかけている人には、

あなたが悪いわけではなくて、指導者が不安や悲しみをうまく処理できないから怒鳴るんですよ」

ということを全力でお伝えしたいと思います。

 

繰り返しますが、音楽に関する指導は別に怒ったり怒鳴ったりしなくてもできます。

怒鳴らないとできないのは、指導者が一次感情をうまく処理できないからです。

 

こう考えるだけでも、少し気が楽になりませんか?

音楽を嫌いになるくらいなら離れてもいい

怒りが二次感情だ、ということがわかっても、怒鳴られ続けることがあまりにもつらい。

それなら、そこを離れてしまってもいいと思います。

もちろん、そう簡単にはできないというのもわかりますけどね…。

 

音楽は本来「音を楽しむ」もの。

まして私たちはプロではないのですから、この楽しみはもっと尊重されていいものです。

 

楽器を吹いている瞬間は楽しいけど、合奏などになって怒鳴られるのがつらいという人は、別の場所で音楽をする、という選択肢を持ってもいいんじゃないのかなと思います。

 

怒鳴る指導「なんか」のせいで、音楽まで嫌いになってはもったいないですから…。

おわりに

怒ったり怒鳴ったりする指導者について書きました。

 

指導者本人が変わるのが一番望ましいですが、人のことは変えられません。

指導を受ける側も、怒鳴られ続けるあまり音楽まで嫌いになってしまわないように願います。