初回の合奏までに楽譜の中で確認しておきたい4つのポイント

初見が苦手で、練習して臨んでも初回の合奏ではたいていおちてしまう。

 

初回の合奏からちゃんと演奏できるようにするためには、何に気をつけたらいいんだろう?

あらかじめ楽譜を確認し、必要に応じて書き込みをしておくと、おちる(どこを演奏しているか見失う)ことなく合奏を楽しむことができるようになります。

ここでは、初回の合奏に臨む前に確認しておきたい4つのポイントを紹介します。

小節のかたまり・区切り

音楽は、4小節が1つのかたまりで、それが2つ(または4つ)続いた8小節(16小節)が一つの区切りとなっていることが多いです。

 

たとえば「ぞうさん」や「もみじ」などの童謡はほぼこの法則に当てはまっていますね。

吹奏楽・オーケストラの曲では例外も多いですが、それでも課題曲のマーチなどは当てはまることが多いでしょう。

 

このかたまりを意識すると、自分がどこを演奏しているかを把握しやすいです。

あらかじめ楽譜を見ながら音源を聴いておいて、たとえば、

  • 8小節ごとに簡単な区切りを書いておく
  • かたまりが4小節でないところは何小節ぶんなのかを確認しておく
  • 数十小節の長い休みが、8小節の区切り何個ぶんなのか把握しておく

これらの準備をしておくだけで、曲の構成が理解できるようになります。

自分が入る前に演奏している人

何小節か休みがあって、そのあとに再び演奏するとき。

ちゃんと数えていたつもりが、拍や小節がわからなくなってしまって、入れなくなってしまった

そんなことはないでしょうか?

 

これを防ぐため、自分が入るところの前でメロディーなどを演奏しているパートを確認し、メモしておく方法があります。

実際、オーケストラの譜面では、入る前のメロディーが小さな音符で書かれていることもあります(「豆譜」や「影譜」といいます)。

 

ただし、前の人が間違って入った場合は連鎖して間違えてしまうので、あまり頼りすぎないように

あくまで目安として利用するとよいでしょう。

自分と一緒に吹いている人

同じように、自分が入ったときに一緒のフレーズを演奏しているパートをメモしておくのもよいと思います。

あらかじめ音源を聴き、スコアを見て確認しておくとよいでしょう。

 

これは、自分が正しく入れているかという目安になります。

また、合奏で重要な「自分と同じことを演奏している人を意識し、アンサンブルする」ことのためにも有効です。

反復(リピート)記号

楽譜を演奏していて、繰り返しを間違えると違った場所を演奏してしまい、復帰も難しくなります

反復(リピート)記号のほか、ダ・カーポ、ダル・セーニョ・コーダなどの記号もチェックし、曲がどう進むか確認しておきましょう。

 

記号の意味があまりよくわからない場合は、楽典(音楽の決まりごと)の本で調べておきましょう。

反復記号以外にも、楽典の基礎を一通り網羅した本を1冊持っておくとよいですよ。

たとえばこれらの本がオススメです。

おわりに

はじめての合奏までに確認しておくとよい4つのポイントを紹介しました。

ここで確認したことは、慣れるまでは楽譜に書き込んでおいてもよいでしょう。

ただ、慣れてくれば不要な情報になってきますので、消すといいかもしれません。

 

今回紹介した中でも、1つ目の「4小節のかたまり、8(16)小節の区切り」は曲の流れを把握するうえで特に重要だと思います。

ぜひお試しください。